上北沢変電所について、古い地図を見ているとあることに気づきました。
- 赤堤通りは、上北沢変電所ができる前には存在しないようだ
- 赤堤通りは、上北沢変電所ができた後には存在しているが、上北沢変電所に近い交差点(北沢川との交点)までである
これに、最初から空中に高圧送電線が無かった、という証言を合わせるともしかしたら、以下のように考えられるかもしれません。
- 赤堤通りは、地下に送電線を埋設する関係上、早期に整備された
- 赤堤通りが上北沢変電所の近くで途切れてしまったのは、送電線を(少なくとも当時は)そこまでしか必要としなかったから。更に道路が西に延長されたのは後年のことである
とすれば、今はどうか分かりませんが、最初の経路は赤堤通りに沿って地下を進んでいたことになります。その後はあまり明確な道路がないため良く分かりません。
余談 §
梅ヶ丘駅に近い松原変電所はかなり時代が下ってから設置されたようです。かなりこの道路に近いわけですが、この話とは別物のようです。
また設置年代が近い高井戸変電所との関係は薄そうです。